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スペシャライズド(SPECIALIZED)

SPECIALIZED VENGE PRO 2020年モデル

地上最速のロードバイク

「エアロこそすべて」というコンセプトは、7年以上前に最初のVengeを開発した際に生まれました。それはプロからアマチュアまですべてのライダーがより速く走る最良の道です。そして今、「エアロこそすべて」を体現する地上最速のロードバイク、新しいVenge Proが誕生しました。Venge ViASより8秒速い(ヨー角0度で40㎞走行時)だけでなく、ライダーに愛されるRider-First Engineered™の長所をすべて維持したまま、モジュール全体での重量が460g削減されました。(56サイズ)

完璧なチューブ形状の実現は、FreeFoil Tube Shape Libraryという新テクノロジーの構築から始まりました。エンジニアたちは最適化アルゴリズムを書き、本物のスーパーコンピューターを用いて、重量と表面積と構造的目標の異なるさまざまな新しい翼断面形状を作り出しました。多様なアスペクト比を持つ数多くの形状を収めたライブラリーをもとにバイクの各部を設計し、Win Tunnelでの多くのテストを経て、最も空力に優れ、最も速い形状を割り出しました。

これまでの最速エアロ・ロードバイク(Venge ViAS)や競合他社バイクと比較して、新しいVengeはヨー角0度で40㎞走った時に8秒速くなっています。また、風洞実験施設内だけでなく実際の自然環境下でも、他のバイクよりも速く走ります。

新しいVengeは空力性能が向上しただけではなく、スピードを上げる別の要素も備わっています。重量と空力の完璧なコンビネーションがバイク全体のパフォーマンスを上げる最大の鍵です。空力だけを追求したバイクは、平地では抜群の性能です。しかし、登りや素早い加速で問題が生じます。軽量化だけを追求したバイクは、急勾配の登り坂以外のあらゆる場面で苦労します。新しいVengeの空力性能をViASより向上させただけでなく、モジュール全体での重量を460g減らしました。内訳はフレームで240g、フォークで25g、コックピットで107g、シートポストで25g、細かい部品で63gです。これにより、新しいVengeはどんなコースを走っても、登り、下り、オールラウンドで常に最も速い選択肢となります。

Rider-First Engineered™により重量削減が可能になりました。新型Tarmac開発での最適な素材やカーボンレイアップの発見を活かすことで、新しいVengeはViASより軽いだけでなく、どのフレームサイズをとっても剛性‐重量比がより高く、コンプライアンスも40%向上しました。見た目の変化が少なくても、一度乗れば、素早い加速やバンプをものともしないコンプライアンスが実感できます。

最後に、ワールドツアーに参加するチームとの協力を通じて開発された新しいコックピットには、これまでにスペシャライズドがテストした中で最も剛性の高いステムと新しいハンドルバーを採用しました。このハンドルバーは従来品より空力性能が高く、軽量で高剛性。そのうえバートップにほどこされた表面の加工がよりしっかりしたグリップとコントロール力を提供します。また、32㎜幅のタイヤでも問題なく装着できるタイヤクリアランスを採用。さらに、シートポストにはシマノのAジャンクションを内装。充電やバッテリーレベルのチェックがしやすく、調整も容易です。

カラーは、「グロスティールティント/ブラックリフレクティブ/クリーン」。
光の反射によって深みのある緑や青のように見える美しいカラーリングです。

・Rider-First Engineered™アプローチで作られたFACT 11rカーボン製フレームの新しいVengeは、スペシャライズド史上最もエアロ特性の優れたロードバイクであるだけでなく、軽量で最適な剛性を持っています。すべてのチューブ形状から空力性能を左右する各チューブの後端部など、設計上の細かい配慮までが、Win Tunnelでの長時間のテスト、CFD(数値流体力学)、3Dプリンター製のプロトタイプ、実際のライダーからのフィードバックに基づいています。それらが最終的に結実して、スペシャライズド史上最速のロードバイクが完成しました。

・Roval CL 50ディスク・ホイールセットは、軽量で高剛性。そしてリムはRoval CLX と同様なので空力性能にも優れています。

 

 

(2019-12-7)