ARAYA CXG Muddy Fox Gravel 2020年モデル
ディスクブレーキ搭載で雨の日も砂利道も気持ちよく走る
クロスバイクの始祖たるARAYA CXは、ロードレーサーとマウンテンバイクのハイブリッドバイクとして1988年に誕生しました。当初はMTBよりも日本のオフロードでのツーリングを考えたモデルであり、それは現在のシクロクロスにも通ずるところがあると言えるでしょう。クロスバイクはその用途を広げ、走行するフィールドも変わりました。ただ街中の舗装路を走るだけでなく、河川敷やあぜ道のような砂利道(グラベルロード)を快走したい。それもロードバイクのように颯爽と。さらにはランドナーのような積載性も欲しい。
CXは期待に応えるべく、さらにその装いを新しくしました。CXは気軽に街中から砂利道まで快走するグラベルコミューターとして、CXGはさらに遠くへも視野を広げるグラベルツーリングへ特化。そのどちらもが天候や路面のコンディションに性能を左右されにくいディスクブレーキを装備し、共通のフレーム設計には、選択肢の広いフラットマウントのディスクブレーキ台座、SHIMANO E-Thruアクスルへ交換可能なドロップアウト、テーパードコラムに対応できるφ44のヘッドチューブを採用。加えて、ワイドタイヤを装着出来る懐の深さと、多用途に使えるボトル台座をダウンチューブ裏、フォークブレードにまで備えています。まさにCX(SEEKS)の追い求める、ジャンルをクロスオーバーする作りと言えるでしょう。
自転車通勤・通学にもおすすめです!
コックピットデザイン
M字に曲がったフレアドロップハンドルバーはツーリングに適した形状。荒れた砂利道や下りでも安定感があり、握りやすくなっています。新しくなったCLARISのデュアルコントロールレバーは操作性が向上しただけでなく、シフトワイヤーが内装化されたことでハンドルバーバッグも取り付けやすくなっています。
オリジナルクロモリフォーク
1.5”フォークコラム対応のオリジナルデザインヘッドチューブから、シルエットの似合うクロモリフォークを新設計。自転車としての美観を保ちつつ、グラベルツーリング用途に応えるアイレットも装備。さらにフラットマウント式のディスクブレーキ台座を採用し、より小さなローター径へのカスタマイズ性とすっきりとした外観にも貢献しています。
安定感のある太めタイヤ700×37C
(2020-8-18)