ピナレロ（PINARELLO）

PINARELLO DOGMA F12 2020年モデル

2019.12.22

更なるグランツール勝利を　正統進化を果たした新型DOGMA

DOGMA F12は、世界最高との呼び声が高いDOGMA F10を凌ぎ、再びグランツールを制覇するバイクとなるべく開発されました。開発に当たっては、蓄積された空気力学および構造力学的な知識や経験を生かし、「F」の称号を与えるにふさわしいバイクとなるようデザインされました。

ジロ、ツール、ヴェルタなど、デビュー以来数多くの勝利を掴んでいる DOGMA F10をさらに進化させるには困難が伴いました。そして、開発において重視されたのは「DOGMAがDOGMAであり続ける」こと。

DOGMA伝統のジオメトリーはオールラウンダーとしてすでに完成の域にあるのでむやみに変更はせず、「ピナレロハンドリング」と形容されるONDAフォークが生み出すハンドリング特性にはさらに磨きをかけ、空力特性を向上させるエアロフォルム、特徴的なアシンメトリック設計によるバイク全体の優れた応答性、これら世界のトップカテゴリーで勝利を掴む性能のみならず、ピナレロがこだわり続ける「マーケットで最も美しいロードバイク」を目指して開発が進められました。

DOGMA F12は、同時進行でリムブレーキバージョンとディスクブレーキバージョンをそれぞれに最適化させた専用モデルとして開発を行いました。フレームセットでは、すべてのカラーでリムブレーキ、ディスクブレーキが選択できます。

左右非対称デザイン

ハンドルバーの投影面積は、自転車全体の前面投影面積の20％以上を占め、バイク全体の空力特性を最適化するため開発された「Talon Aero」はトラディショナルなハンドル＆ステムから28%も空気抵抗を軽減、そしてその「Talon Aero」から、さらに5%空気抵抗の軽減に成功した「Talon Ultra」をDOGMA F12のために開発しました。