ZIPP ホイール 303 Firecrest Tubeless Disc
走りを軽くする驚異のフックレスリムホイール
新しい303 Firecrest Tubeless Discは、現実の世界、、、つまりはスピードを低下させる様々な要因が複雑に関係するリアルな走行環境を、効率良く走行するために設計されました。
自転車で早く走るための効率とは、風の抵抗、転がり抵抗、ライダーの疲労、重量の減少を意味します。
CFD解析と風洞、そして新たなアプローチとして、段差の設けられたトレッドミルを走行して振動と抵抗を計測するRollingRoad™テストを経て生み出された新しいリムは、前モデルに比べて様々な抵抗を減少させることに成功しています。
フックレス形状になったリムは、内幅を25mmまで拡大。28mmタイヤで最速になるように設計されたこのリムプラットフォームは、少ない空気圧でもタイヤの変形が少なくなることで転がり抵抗を減少させるとともに、振動を吸収してライダーの疲労を軽減します。40mmに設計されたリムは、リムエッジ~タイヤ間の溝が浅くなったことでエアフローを最適化し、45mmハイトの前作よりも空力性能を向上。さらにビードフックが無くなったことも併せて、大幅に重量を削減しました。
2021年モデルのFirecrestシリーズに搭載されるZR1ハブは、1周あたり66ポイントの噛み合わせをもち、ペダルを踏んだ瞬間に応えてくれる反応性の速さが特徴。高耐久ベアリングの採用とアップデートされたシール性能により、泥/砂区間も安心して使用できます。
Hookless
リムからビードフックを無くしてインナーリム幅を拡大。
低圧でもタイヤのサイドウォールが潰れづらくなり、転がり抵抗を削減するとともに、振動吸収性が向上。タイヤ~リムエッジ間の溝が浅くなることで空気抵抗も削減される。さらにフックが無くなったことで重量も大幅に削減。
2021年モデルの303 Firecrest Tubeless Disc-Brakeと303 S Tubeless Disc-Brakeに採用。
ABLCディンプル
ゴルフボールのようにリム全体に窪みを設けて、ホイールの回転によってリムの周辺に細かな空気の渦を発生させる、ZIPP特有の表面加工
ZR1ハブ
ドイツで開発された新型ハブセット。2021年モデルのFirecrestに採用。
33個のノッチと3個×2セットの爪で構成されるラチェットは、1周あたり66箇所の細かな噛み合わせを実現し、ペダルを踏んだ瞬間に応えてくれる反応性の速さが特徴。高耐久ベアリングの採用とアップデートされたシール性能により、泥/砂区間も安心して使用できる。
カーボンエアロホイールのパイオニア
インディアナポリスのレーシングマインドを原点にもつ 【ZIPP】
ZIPPは1988年、イギリスのウィリアムズF1チームのエンジニアとしてキャリアをスタートさせた、リー・サージェントによって、アメリカのインディアナポリスで創業。創業当時から空力効率を重視したカーボンホイールを製作し、常識にとらわれない革新的な製品作りとその実績により、トライアスロン/ロードレース界で大きな支持を集める。ハワイで行われるトライアスロン世界選手権では、記録に残る2006年から2019年に至るまでの16年間、ホイール使用率No.1ブランドとしての地位を固めている。