車の後部に自転車を掛ける際の注意喚起-カーボンホイールが溶ける危険性があります
キャリアに載せる際、立て掛ける際にご注意ください
車のマフラーの出口部分は高温になります。
自転車はアルミやカーボンなどの耐熱性のある素材で作られていますが、非常に近い距離で長時間マフラーの熱にさらされると変形や損傷が発生する可能性があります。キャリアに載せて走行する際、車に立て掛ける際にご注意ください。
特に夏の暑い時期は、車のエアコンを効かせるために、出発直前ではなく少し前からエンジンを掛けておくことがあると思います。エアコンが効くまでの間に、車の後ろ側に自転車を立て掛けておいて、着替えなどの準備をされる方も多いです。その際に、マフラーの熱でホイールが溶けたり変形する可能性が十分にあります。
カーボンホイールが溶けた事例
シチュエーション
リアハッチに自転車を固定するキャリアを使用するお客さま
普段は1台のみを載せておられましたが、2台載せた際にカーボンホイールが溶ける事例が発生しました。
2台の自転車が干渉しないようにずらして載せた結果、前輪が車のマフラー付近に近づいたまま移動したことが原因と考えられます。
状況や条件によって変形や損傷の発生は異なると思いますが、大切な自転車を守るために、キャリアに載せて走行する際や車のマフラー付近に立て掛ける際にはご注意ください。
お客様に掲載許可をいただきましたので写真をご紹介します。